5月10日(土)〜12日(月) | ||||
目次 | ||||
・団長より | ・年次主任より | |||
・結団式 | ・1日目 | ・2日目 | ・3日目 | |
「初 一 念」 教頭 林 満章(栞の「巻頭言」より) | ||||
皆さんには、本校に入学した時の「初一念」がそれぞれあると思います。その目標・目的に向かい、そのことを一生懸命にしようと心に決めて入学したはずです。初めに深く心に刻んだことを思いだし、一途に目標に進むことです。自分が「こうしたい」、「ああしたい」、「ああなりたい」と思い精一杯に努力をすると、あらゆる「気」がその方向に結集していくものです。「気力・気合・気概・気勢・気迫」などが集中し、強大なエネルギーになります。強い意志を持ち、皆さん一人ひとりが持っている大きな大きな可能性を開花させてください。宿泊研修はそのための「道しるべ」です。 この研修を有意義に過ごすために、私は3つのことを提案します。 1 社会生活と集団生活を送るために思いやりの気持ちをもって行動する 研修の場では、時間やきまりを守る等、集団としての約束やルールを守ることが必要になります。集団として まとまりをつけ機能させるため、ルールを守ることの大切さをしっかり体験してほしいと思います。そして、集 団生活では仲間を思いやる気持ちは欠かせません。この研修の期間中に一部の人が好き勝手にして、他の人たち にそのしわ寄せが行って面白くない思いをする、ということが決してないようにしてください。 2 様々な活動の中で、他人の良さをたくさん見つける この研修で、友人以外の人と触れ合う機会を充分生かしてほしい。今まで、あまり話したことがない人と話をし て、その人の良さを見つけること。実はなかなか難しいことですが、是非チャレンジして良いところをたくさん 発見してください。 これは今後の学校生活でもプラスになることと思います。 3 自分を知る 「自分自身がどんな人間であり、どんな人間になりたいのか」を、真剣に考えてみましょう。また、同時に 「自分を取り巻く社会がどんな社会なのか」を理解し、「社会がどうあるべきか」を考えてみましょう。 2泊3日の宿泊研修では学校の授業では得られない貴重な体験ができると思います。 「自分の在り方・生き方」をしっかり探し、将来に向け果敢に挑戦できる手稲高生となることを期待します。 |
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「寝食を共にするということ」年次主任 冨田 真哉(年次通信8号より) | ||||
パソコン、スマートフォンの普及が、ユビキタス社会を進めてきました。これは、靴を 履いて、わざわざ外へ出て行かなくても、外界と簡単にコミュニケーションをとることを可能にしたということです。地図帳よりも、もっと詳細な世界の観光名所を画像で体験することや日本各地の名産品もネット通販で取り寄せて、今晩の夕食の食卓に並べること もできる世の中になったということです。 しかし、同時に自分のプライバシーを隠しながらも、外界とつながることを可能にした とも言えるでしょう。例えば、「地球規模のゴミ問題を解決するテクノロジーや人々の意識改革が必要だ」と世界に自分の意見を発信している人も、ふと自分の部屋を振り返るとゴミであふれていたり、といったことです。対面のコミュニケーション形式をとらなくても、自分の思っていることを言えるということは、良い面も悪い面も備えているものです。 明日からの3日間は、君たちにとっては、きっと苦労をする3日間ではないかと思っています。先述のような社会で生まれ育ってきた君たちにとって、あかの他人と3日間も寝食を共にすることは、恐らく苦痛ではないでしょうか? 学校での約8時間ほどならば、我慢できたり、自分を装ったりできることも、24時間以上一緒に生活することは、ストレスになるのではないでしょうか。 それでも、この宿泊研修には、きっと、君たちにとって大切なものを学ぶチャンスがたくさん詰まっているはずです。面と向かって気持ちを伝えあえる仲間になりましょう。寝食を共にすることで、家族的な絆を強めましょう。パソコンやスマホの画面上では感じられない、山の空気や緑の濃さ、初めて見る景色を体感しましょう。クラスの一員として、他のメンバーに協力できる優しさを自分の中で育てましょう。時間を自己管理できる人間になり、今後のテストや進路実現に自力で向かっていける計画性を持ちましょう。何よりも、この研修を通じて、また一つ大人になった手稲高生になりましょう。君たちの今日までの頑張りは、私はよーく見てきていますが、さらに頑張ってくれることを期待しています。 |
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5月9日(金) 結団式 | ||||
整列完了 | 団長挨拶 | 業者挨拶 | 生活心得について | 向きを変えての整列練習 |
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5月10日(土) 1日目 | ||||
トイレ休憩 砂川ハイウエーオアシスで休憩 | ||||
昼食 東神楽森林公園 | ||||
パラパラ動画 | ||||
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出会いのつどい・オリエンテーション | ||||
団長挨拶 | 生徒代表挨拶 | 施設から | ||
研修@ 「手稲高校ガイダンス〜手稲高校を知る〜」 | ||||
まず、手稲高校のキャリア学習について説明がありました。これから3年次までにかけて、毎週木曜日の総合学習の時間に、大学や職業の研究を行い、「自分は何をしたいのか」ということを深く考えていきます。 また今回は、R-CAP(職業適性検査)の結果を分析し、ワークシートを作成しました。写真は、熱心にワークシートに向かっている様子です。 |
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ゆーすぴあタイム 1日の活動を振り返る集会です。他団体とも交流をします。 | ||||
夕食・入浴 交代制で済ませます。ちなみにお風呂は「温泉」です。 | ||||
研修A 「学校祭について〜手稲高祭とは?」 | ||||
手稲高祭の説明後、各クラスに分かれて企画会議を行いました。HR委員長や議長が立派に司会進行を務め、先生方は感心しきりでした。 「1年生だからこんなのできない」なんて言いっこなし。レジェンドになる気概で頑張りましょう! |
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前半は全体で過去の作品を見ながら説明を聞き | 後半はクラス討議 | |||
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5月11日(日) 2日目 | ||||
起床 6:00 | ||||
さわやかタイム 今日の活動を確認する集会です。 | ||||
朝食 | ||||
研修B 「進路について〜大学進学について知る、考える〜」 | ||||
研修C 「学習について〜勉強の意義、やり方を考える〜」 | ||||
「進路」では、センター試験の内容や評定平均値の大切さなど、進路に関する大事なことが一通り説明されました。また、「成績が伸びたら目標を上げる」というやり方よりも、なるべく早いうちに高い希望を設定して取り組む方が成績が伸びる、とのこと。皆さんも、家庭や友人の間で積極的に「志望校宣言」しましょう! 「学習」では、スタディサポートの結果をもとに、日常の学習の仕方について丁寧なアドバイスがありました。国数英の先生方から、実戦的な取り組み方の説明もありました。今から早速役立てて下さい。 「進路」も「学習」も、配布された資料に大事なことが網羅されています。何度も読み直しながら、将来について考え、学習の取り組み方を更に改善していってください。 |
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研修D 「体育レクリエーション〜クラス対抗!運動会」 | ||||
先生方による講義が中心の研修の中で、唯一生徒たちが運営を行いました。結果は大成功!みんな大盛り上がりでしたよ。体育委員の皆さん、どうもありがとう! 長縄跳びでは、最初は全く跳べず、見ていて不安になりましたが、コツをつかんだ途端にみるみる記録が伸びていきました。さすが、手稲高生! |
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ゆーすぴあタイム | ||||
研修E 「研修のまとめ」〜振り返り〜」 | ||||
最後の研修では、宿泊研修を振り返って感想文を書いてもらいました。皆さんの感想文を読むと、実りの多い宿泊研修であったことがよく分かります。今後、PTA通信などに掲載されるので、楽しみにしていてください。 今回の研修を通して考えたこと、学んだことを忘れず、これからの生活に生かしてもらいたいと願っています。 |
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5月12日(月) 3日目 | ||||
さわやかタイム | ||||
朝食 「青少年交流の家」では最後の食事 | ||||
別れのつどい 館内での最終プログラムです。 | ||||
昼食 砂川ハイウエーオアシス | ||||
帰着 無事に全日程が終了しました。 | ||||
大雪の大自然に包まれて、春らしい気候にも恵まれる中、大きな事故もなく、宿泊研修の日程を終えることが出来ました。係生徒の皆さんが大変良く動いてくれましたし、班員、クラスメートの皆さんがそれをよく支えていました。まだまだ成長途上にある皆さんの、今後の課題も見えてくる三日間でしたが、友人と寝食を共にし、6講座にもわたる研修を受けることで、気づいたこと、得たことが多かったはずです。ここでの経験を忘れず、これからの生活に生かしてください。 | ||||
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