校長室通信 第1号      R05.04.01

進学校から伝統校へ

校 長 久 保  肇(本校7期生)

 札幌手稲高に新校長として赴任しました、久保肇です。本校7期生で、前吉田校長の2期後輩になります。前校長に引き続き、この通信を通じて、学校の様子を短文でお伝えしようと思っています。是非、手稲高ホームページにアクセスした際には、覗いていただければと思います。
 私自身、35年ぶりの札幌となります。元々は手稲本町在住で、手稲中央小に入学しましたが、美容室を経営していた母親の関係で当時の手稲山口、現在の曙に転居したため鉄北小、新たに新設された山口小を卒業し、稲陵中より手稲高に入学しました。その後、札幌の大学を卒業後、35年ぶりの札幌となりましたが、自分の記憶の手稲地区は、当然ながら大きく変わりました。手稲本町を離れてからは50年近く経過していますので、先日「ブラタモリ」さながらに手稲本町界隈を散策しました。その中で、50年前の佇まいを残していたのは、手稲神社、○○布団店、○○スポーツ、○○○ストア、○○寿司、○の湯だけでした。時代の変化や逆境を乗り越え、今なお発展を続けていることそのこと敬服しました。そのこと同様に、来年度50周年を迎える手稲高もこの期間の同窓生、保護者、支援団体、地域の方々すべての思いと努力の結果であると確信しました。「新設校から進学校へ」と進化した手稲高校ですが、さらなる発展を遂げ「進学校から伝統校へ」となれるよう教職員一丸となって頑張ります。