校長室通信 第7号      R05.09.12

高校総体2023を終えて

校 長 久 保  肇(本校7期生)

 かつて経験の無い猛暑に見舞われ、「地球温暖化」を越え、「地球沸騰化」などと伝えられた今夏もやっと少し涼しくなりました。学校評価アンケートでも冷房設備についての要望など様々なご意見をいただきました。予算と時間のかかる問題ですが、快適とまでは行かないまでも最低限健康面ヘ配慮が十分お行われるよう対策してまいります。
 そんな猛暑の中、約1ヶ月間全国高等学校総合体育大会(インターハイ)が北海道で開催され、無事終了しました。本道での開催は36年ぶりです。1年前から北海道高校生活動推進委員会を立ち上げ、全道の高校生がこのインターハイを盛り上げるため、PRするために様々な活動を続けてきました。(本校生徒会は、さっぽろ雪まつりでPRのための雪像を作りました)
 私は、総合開会式と本校生徒の出場する、入場制限のない陸上、水泳の会場で応援させてもらいました。全国各地から集まる各競技者の競技力の高さや各競技の個性的な応援、選手と指導者、家族の絆など知らなかった世界を見ることができました。
 私が一番感動したのは、この大会の成功のために縁の下と力持ちとして支えた全道各高校の補助生徒達です。分単位で進む競技が滞らないように各担当が整然と一生懸命役割を果たしていました。本校生徒も数多く自分の所属する部活種目の補助などで貢献してくれました。
 かっこよさには様々な形がはありますが、手稲高生を含めた全道各地の高校生が「支えることのかっこよさや尊さ」に気づいてくれたことでしょう。 この大会に関わったすべての方々、お疲れ様でした。