行事

3年次「選挙啓発出前講座」

2021/05/12(水)

 5月12日(水)の3・4校時、3年次向けに選挙啓発出前講座を実施しました。
 北海道と札幌市から選挙管理委員会の方が7名来校し、選挙に関する講義と模擬投票を行っていただきました。生徒は事前に配られた架空の選挙公報から候補者を選び、投票用紙に記載して投票しました。 また、投票用の案内はがきが配られたり、投票用紙には実際と同じ材質の用紙が使われたり、記載台も投票箱も実際のものを持ち込んでいただいたりなど、本番さながらに行われました。 投票のあと、開票作業にも代表生徒が参加し、貴重な体験となりました。
 振り返りワークシートからは、投票用紙がすぐ開くようにプラスチックコーティングされていることや、集計作業にイチゴのパックが使われていること、投票の流れが思ったより簡単だったことなど、生徒たちに新たな気づきや学びがあったことがうかがえました。 生徒たちは改めて、有権者として投票に行くことの意義を感じたようです。

部活動紹介

2021/04/09(金)

生徒会主催の部活動紹介が行われました。各部が新入生に活動の様子を紹介しています。多くの新入生が入部して活躍してくれることを期待します。

入学式

2021/04/08(木)

第48回入学式が行われました。残念ながら保護者の皆様のご臨席はいただけませんでしたが、280名の新入生が少しの緊張と、 大きな希望を胸に入学式に臨みました。



令和3年度入学式式辞
 現在、私たちは今まで経験のしたことのない、大きな出来事の渦中にいます。それでも季節の時計の針は何事もなかったかのように厳しい冬から春へと確実に進んでいます。
 そのような中で春を感じる本日、本校に関係されている多くの方々のご理解とご協力により、令和3年度北海道札幌手稲高等学校入学式を挙行できますことに深く感謝申し上げます。
 さて、ただいま入学を許可しました第48期生となる280名の新入生の皆さんと画面越しにご覧になられている保護者の皆様方、本校へのご入学誠におめでとうございます。
 本校は昭和49年に開校以来、今年3月卒業の45期生まで17,808人の卒業生を輩出し、令和6年には創立50周年を迎える進学型普通科単位制高校で、道内でも有数の進学校として更なる進化を続けています。
 本日入学された皆さんは、本校の校訓「継続 は 力なり」と学校教育目標「愛と力と夢よあふれよ」この意味を十分に理解し、自分の夢を具体的な目標として、そのことを実現するために3年間楽しく努力を続けてください。
 私も40年以上前に本日の皆さんと同じように夢と希望に胸を膨らませ、本校の5期生として入学し、この校舎で大変充実した楽しい3年間を過ごしたことが蘇っています。ぜひとも皆さん方にも手稲高校の素晴らしさを体感してほしいと願っています。
 保護者の皆様方におかれましては、改めまして本日はおめでとうございます。私たち教職員は皆様方の大切な生徒さんたちを本日からお預かりいたします。本日入学した48期生全員が3年後笑顔で卒業できるようサポートしてまいりますが、 ご家庭におかれましても全力で支えて下さい。高校生は心身ともに大人になりつつある、大変多感な時期です。時にはご家族と意見が合わないこともあるかと存じますが、そういう時こそ是非とも大きな心で包んでいただきたいと思います。
 結びになりますが、私から新入生の皆さん、保護者の皆様方、そして本校の先生方へ一言申し上げます。これは京都市立堀川高等学校の校長として勤務され、現在は 関西国際大学 教授である荒瀬克己先生の著書の一説です。
『学校は学びの場』
先生、生徒、保護者のお互いが学び合う場。お互いに学び合うには謙虚さが大切。学ぶ者としての謙虚さは吸収力になる。
『学校は小さな社会』
社会なのだから、ルールもあるしマナーも必要。生徒は小さな大人。だから責任を共有する。このことを先生や保護者が認めること。何よりも、生徒の自覚が大切。
『学校は楽しい』
ただし、楽しさは行動から生まれる、待っていては駄目。先ず行動、まず挑戦、先ず実践。これから本校で多くのことを学び続ける新入生の皆さん、保護者の方々、本校の教職員に、学校はどうあるべきなのかをしっかりと考えて頂きたいと思いご紹介いたしました。
 高校入学という人生のひとつの節目に、この一節を心に刻んで頂きますようお願い申し上げ、式辞と致します。

令和3年4月8日  北海道札幌手稲高等学校 校長 吉 田 岳 夫